個展「としょ感」         (2月1日→12日・エビスアートラボ/名古屋)のためのブログ


by tosyokannissi

はじめにの前に

はじめにの前の前に
宮田篤のとしょ感日誌をご覧いただき、ありがとうございます。宮田篤です。

この日誌は、2008年2月1日から、12日まで、愛知県名古屋市のエビスアートラボで行われた「としょ感」という展覧会の記録のために作成されましたが、そのままとしょ感が終わってからの山田珠実さんのワークショップのアシスタントのこととか、片岡珠子基金で行ったオランダのこととかも書かれています。

右のカテゴリから、選択して読むこともできます。
定期的な更新は終了していますが、いろいろ見てみてくださいね。

そして、次の展覧会「かんそう曲」のための、かんそう曲集はこちらからごらんください。
宮田篤のかんそう曲集
http://kannsou.exblog.jp


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はじめにの前に
今日から8日まで、オランダ・ベルギー・ドイツへ行きます。ポスティングシステムは、はやければ来週ごろから届きはじめると思います。3月中に届かなかったかたは、ひょっとすると何かの原因で届かなくなってしまっているかもしれないので、お手数ですが、ギャラリーか、宮田まで連絡してください。

今日はもう帰ってこないほうがいいんじゃないかというくらい、いってらっしゃいメールをいただきました。返事をしていなくてすみません。しかも、すぐ戻ってきます。

ひょっとしたらオランダの写真など更新するかもしれないので、よかったらたまにのぞいてくださいね。

では、としょ感日誌を読んでみてください。

Feb.25 2008

Amsterdam wo dete

Den Haag ni tukimasita.

POSTINGSYSTEM mo sukosidutu okutte imasauyo.

Mada kiteinai kata ha mou sukosi matte ite kudasai ne.

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Feb.27 2008
久しぶりに日本語が書けました。

読めなかった日本語のメールを見てみると、中国から帰ってきていた、島根県の取締役さんからメールが来ていて、事業をしている海土町のホームページなどを教えてもらいました。まだしっかり見ていないけど、おもしろそうです。

海土町ホームページ
http://www.oki-ama.net/index.html
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Mar.4 2008
Kinou, Belgium kara Germany no düsseldorf ni tukimasita.

nakayokunatta ALEX(German) to bibunntyou wo simasita.

nihonnjinn igai deha kannkoku ni tuduki 2kakoku me desu.

eigo demo bibunntyou ha tanosii koto ga wakarimasita.

syousai ha notihodo.

Mar.5 2008

アムステルダムに戻ってきました。今日明日は旅のまとめをしようと思います。
昨日のデュッセルドルフでは、メキシコ人でドイツにインターンで来ているペドロと、日本人で歩行者を研究する学会のためにドイツにきている大地くんとも微分帖ができました。英語の微分帖は、thatみたいな後置修飾節(だったっけ)が重宝します。

微分帖 Mar.3 2008

Today
I / and
my Families and / a
really good / listening
DOG / that
often / runs
away / but
in the end / join
us / AND
NOT SO BAD / friend
of / my
Girlfriend / met
you.

微分帖 Mar.4 2008

TODAY
I / spoke
with my / girl friend
on the phone / that
colored / with
marvelous / ,fantastic
and / very
beautiful / rainbow
tones of / red and
white / and play
basketball with my / bestfriend in
Mexico and / went to
the museum.
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# by tosyokannissi | 2008-02-20 02:01 | はじめに

はじめに

はじめに
宮田篤のとしょ感日誌をご覧いただき、ありがとうございます。宮田篤です。
この日誌は、2008年2月1日から、12日まで、愛知県名古屋市のエビスアートラボで行われた「としょ感」という展覧会の記録のために作成されました。個展の終了にともなって、定期的な更新は終了していますが、いろいろ見てみてくださいね。

おまけの微分帖(カタリベカフェでつくりました)

微分帖 Feb.17 2008

おなかが
空いたので 食べ物を
探して 冷蔵庫の中を
のぞいたら 夏のせいで
中のものが ホタルになって
おしりがピカピカでさ 照らすものもないのに
いろいろがんばって でもお尻が光らなくて
平沢さん(注:女性)がよろにくって励まして 将本君(注:18歳)が詩を朗読して応援してくれて
でもお尻が光らなくて がんばりすぎて
最後にもう一度がんばって だけどみんな消えちゃって
後に残ったものはみんな くさっていて
食べれるものが 何も
なかったので 外に
出たら 雲が
食べたくなった。
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# by tosyokannissi | 2008-02-16 08:50 | はじめに

プロフィール

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プロフィール

宮田篤(みやたあつし)

1984 愛知県生まれ、好きな食べ物はうめぼし
2007 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
     同大学院美術研究科美術専攻在籍
     2006より野村誠、山中カメラ、深澤孝史、尾崎祐太ほかと
     アーティストグループ、ACD(あーだこーだけーだ)結成。
     山中カメラとのアートユニット、Wあつし結成。
2008 片岡球子奨学基金を得てオランダ短期滞在予定

個展

2005 ほくほく星に進路をとれ(エビスアートラボ/名古屋)
2007 かがく感(愛知県立芸術大学芸術資料館・2階展示室)
     はくぶつ感(U8projects/小牧)
2008 としょ感(エビスアートラボ/名古屋)

主なグループ展

2005 杣立つ(ガレリアフィナルテ/名古屋)
     GOLDEN YEAR'05(エビスアートラボ・ギャラリー/名古屋)
2006 蜜干し展覧会(名古屋市民ギャラリー矢田)
     取手アートプロジェクト2006(茨城県取手市内各所)
2007 リキテックスビエンナーレ≪奨励賞≫(スパイラル/青山)
     本から街が見えた時(愛知県西尾市高砂町商店街)
     Wあつしの大運動会(BankART1929・BankARTstudioNYK/横浜)

ワークショップ

2007 びじゅつ感(名古屋市美術館)

主なテキスト

「うめぼしのひと」 角田美奈子 はくぶつ感のためのテキスト/2007
「ふでばこの宇宙」 水野永遠 はくぶつ感のためのテキスト/2007
”はくぶつ感”レビュー 田中由紀子 美術手帖/2008年1月号

展覧会・ワークショップ予定

 かんそう曲
 鑓水青年美術館(神奈川)
 (詳細未定)

 こくぎ感
 2008年8月3日
 和紙のふるさと(愛知県豊田市)

ACD(あーだ・こーだ・けーだ)
http://acdparty.exblog.jp/

山中カメラ「カメラの若大将」
http://blog.livedoor.jp/y_camera/
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# by tosyokannissi | 2008-02-16 08:40 | プロフィール

としょ感のあと

としょ感のあと
いろいろ終わって、ほとんど終日ぼうっとしてから、こくぎ感の和紙彫刻のサンプルをつくってみました。

ちらし彫刻とちがって、和紙に自分で線を引いて折っていくので、またちがった可塑性があって、楽しめそうです。いくつか和紙を送ってもらったのだけど、未晒しと、三層紙が使いやすそうだったなぁ。こくぎ感もたのしみです。

しょうがく感の公開打ち合わせのときに、多摩美術大学の屋上にある、鑓水青年美術館で個展をする話も出て、まだ実際に決まってもいないのに、タイトルを「かんそう曲」に決めました。「かんそう」は、感想であり、歓送であり、間奏でもあります。英訳すると「Intermezzo」で、あ!野村さんの曲といっしょだ、と、辞書を引いてびっくりしました。春くらいにできたらいいなぁ。

予定
このあとの予定は、

17日 カタリベカフェへ行く アートフェチ・クロージングパフォーマンスを見る

20日〜3月8日 片岡球子奨学基金でオランダへ

9日〜10日 京都 尾崎祐太個展「ある男」へ行く NPO子どもとアーティストとの出会いを見学する

です。
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# by tosyokannissi | 2008-02-15 08:09 | としょ感のあと

感想文

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感想文 ダンス
昨日の夜ふと気がつくと、ぼくのパソコンから、今日使う予定の「自分の名前を一文字使ってダンスする」ビデオのデータがなくなっていました。昨日のテストでいろいろ変換してるうちに消しちゃったのかなぁ、と思ったけど、仕方がないので朝早く小学校に行って、急いでもういちど編集。なんとか間に合って、本番の少し前に完成しました。

それからはちょっとゆっくりしながら、本番前なのにけっこうリラックスしてる彼らの様子を撮ったり、授業参観も兼ねているので、体育館におとうさんやおかあさんやお客さんが集まってくる様子を撮ったりしているとチャイムが鳴って、まずはこのダンスのイントロダクション。山田珠実さんが、ひとつずつ、言葉を選びながら、今までにやったワークショップの紹介をして、ビデオも無事、流されました。

そして、本番です。ぼくはなんだか撮影しなくてはいけないような気がして、本番中はお客さんへの簡単な誘導の係があったのだけど、学校のビデオカメラを持ってずっと撮影していました。そういえば、おととしの取手アートプロジェクトでスタッフのカメラを勝手に借りて撮っていたときに初めて、ぼくはビデオを撮るのが好きだ、と思ったのだけど、撮影しなくてはいけない、とまで思ったのは、これが初めてかもしれません。

ぼくは「ダンスというのはおとうさんやおかあさんに作ってもらった体を、自分のためにうごかしていくことを、考える場所」なのかな、と昨日思っていたので、彼らはきっとたくさん考えたのだなぁ、と思いました。

みんなで太い輪になって、ぐるぐる回りながら走って、内側からひとりづつ、すこしづつ、たおれていくところは、練習でも好きなところだったけど、見ものでした。最後はみんながたおれているところを、いつも違うだれかが走って、そして自分のタイミングでたおれるのだけど、そのとき彼はたおれた43人の分も走っているなぁ、と思いました。

そのあとの、自分たちでそれぞれ考えた、「自分の名前を一文字使ってするダンス」もすてきでした。ぼくは編集でたくさん見て、今朝の再編集でもまた見て、何回見ても、すてきでした。

それからまた自分たちのタイミングで二人組になって踊るのだけど、そのとき、いつもおとなしい女の子が、自分のパートナーと、にっこり笑ってうなずいてから、近づいていったのも、とてもよかった。

いいダンスでした。撮影するのがすごくたのしかった。

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カレー
そのあとは4時間目の授業参観にいって、一緒においしい給食を食べて、5時間目は一緒にあそびました。でもその前の、スタッフからひとこと、のときにスタッフみんながダンスの感動が残りすぎたためにしゃべりすぎて、あそぶ時間はちょっとになっちゃったので、本気で遊びました。

みんながくれたメッセージ集のなかに、あつしくん、いつもにこにこしていて、ぼくはいつもうれしかったよ、というのがあって、それはぼくのほうです、と思いました。
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# by tosyokannissi | 2008-02-14 00:11 | 瀬戸市WS

体から

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くるまのかたづけ隊
昨日まとめた作品などを取りに、先輩のふくやまさんに車を出してもらいました。車のなかで、作品の話などをすると、ふくやまさんはとても聞き上手で、なんだか非公開インタビューみたいでした。
おかげで、としょ感のことが自分でなんとなくわかってきました。


絆 かがやけ44人の輪
作品を家にほうりこんで、そのままふくやまさんに瀬戸市まで送ってもらって、小学校へ。着いたらぼくの分の給食を残していただいてて、おいしく食べました。

会場になる体育館を、「百日オセロ」でかざってみました。バスケ部の子たちが、不思議そうに見ていたなぁ。

いよいよ明日が、ダンスの発表です。ぼくはダンスに興味があって、でもダンスのことはよく知らずに山田珠実さんのアシスタントで参加しているのだけど、彼らが「自分の名前の仲にある文字をひとつ使って作ったダンス」のビデオ編集をしているうちに、ひとつだけ、わかったような気がしました。名前を自分で表現することは、おとうさんやおかあさんがたぶん何か大事な意味みたいなものをつけた子どもの名前に、また自分で意味をつけていくことなんじゃないかと思って、それは、12歳の彼らにふさわしいものだ、と思って、しかもそれはひょっとしたら、「ダンスというのはおとうさんやおかあさんに作ってもらった体を、自分のためにうごかしていくことを、考える場所」なのかな、と、わかったようなわからないような気で小学校から帰りました。

明日は、どうなるのかなぁ。
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# by tosyokannissi | 2008-02-13 22:09 | 瀬戸市WS

完走文

完走文 としょ感
今朝はまず編集したダンスのビデオを持って、アスクネットへ寄ってから、としょ感へ行きました。
瀬戸市のワークショップも、大詰めです。
としょ感に行くと何人かお客さんも来ていて、いつものように微分帖。もう、なんだか体にしみついています。でも微分帖は、何回やっても変なんだよなぁ。

今日でのべ、11日、ぼくは毎日としょ感に来て、200人くらいのお客さんに声をかけ、そのほとんどの人と微分帖をし、70冊ちかくの本を作りました。としょ感は、けっこうハードな展覧会だったけど、おかげで、ぼくは作家として、アーティストとしてなにかが鍛えられたような気がします。

今日は、たぶんふだん絵をみたりしないお客さんが、微分帖している時に一枚の絵に目が止まって、絵を買っていきました。

予備校の時の先生や先輩が来て、すてきな微分帖を作っていきました。

微分帖 Feb.12 2008 ③

にゃんこがないて
わんこがないて 雨がふって
水たまりができて 水たまりがなくなって
水たまりがまたできて 命のもとができた
どんどんうまれてくる どんどん膨張してくる
きらきらした はじけそうな
しゃぼん玉のような 新しい命
ふと それに顔が映って
奇麗に見えて 晴れて
虹ができた ぼくもないて
いっしょにないた


あと、かたづけ隊に来てくれたつねかわくんが、かたづけ中に就職が決まりました。(おめでとう!!)

としょ感には毎日いろんな人が来て(話してみると本当にいろんな人が来ます)、そしていろんなことが起こりました。もっと続けてみたいのですが、疲れちゃうので、これでいったん閉館です。
あぁ、面白かった。だれかにかんそう文書いてほしいなぁ。

としょ感かたづけ隊②
閉館したとしょ感には、5人のかたづけ隊が集結しました。ぼくもいれると、6人。
さすがに6人でやると搬出もはやいです。オーナーの原さんが、搬入より搬出の手伝いが多いことにびっくりしていました。ぼくも、たまたま来た人まで「面白そうだから残ります」といってもらえて、うれしかったです。

感謝の気持ちとして、ドローイングを1枚づつプレゼントして、その他のペインティングも、半額にしました。この人たちなら、きっと大事にしてくれるはずです。

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としょ感は
原さん、きみよさん、黒田さん、岩上さん
つねかわくん、うらべくん、ゆいちゃん、まつむらさん、あさはらさん
かたぎりさん、ながつくん、ゆーみん、りえちゃん、たなかさん、つのださん、とわちゃん
えんどう、せくしー、たかなちゃん、きえちゃん、中村、宮田家 などなど
に支えていただきました。
どうもありがとうございました。

(でも、としょ感日誌はもうちょっとだけ、続けます。)
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# by tosyokannissi | 2008-02-12 00:58 | としょ感