個展「としょ感」         (2月1日→12日・エビスアートラボ/名古屋)のためのブログ


by tosyokannissi

MY ROOM IS FULL OF ZINE

大掃除
朝起きるとメールが来ていて、今日は大学の大掃除の日だったので、予定を変えてまずは大学へ行きました。どこもそうかも知れませんが美大の大掃除はけっこうなイベントで、一日がかりで画材やら大量の荷物やらを運び出し、汚れたカベをペンキで白く塗り直して行きます。

そうやってきれいにして、そこが入学試験会場になるのです。ペンキのローラーを転がしながら、自分が受けた試験のことを思い出しました。
人物デッサンが大得意だったので、試験課題が人物だったら受かると思い込んでいて(花とかだったら落ちると思っていて)、そしたら課題は人物は人物でも、じっとせずにモデル中も動いているという今までやったことのない課題でびっくりしたのだけど、だったら今まで描いたことないものを描こうと思い直して、描きはじめたのでした。
今年受験するひとたちも、がんばってほしいなぁ。

ペンキを塗り終え、としょ感へ。
そうすると友人が来ていたので、微分帖をしたり、今から行く予定だという展示の話をしました。近藤千鶴さんという、美術手帖でレビューが隣同士だったので、ぼくは勝手に親近感のある、作家のかたの展示です。
見てみたいなぁ。

After Remisen #9
近藤千鶴×早川知加子
名古屋芸術大学アート&デザインセンター内 Bギャラリー
2008.1.29〜2.8 12:00〜18:00
(日休、最終日は17:00まで)
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MY ROOM IS FULL OF ZINE
次のお客さんは、ぼくも参加するエビスアートラボの次の展覧会、「MY ROOM IS FULL OF ZINE」に参加される、伊藤洋子さんでした。これは「ZINE」という、手作りの小さな本ばかりを集めた展示で、ぼくは「腸々夫人」を出す予定です。いとうさんは、「15匹と3羽のアルチンボルド」という不思議な名前のZINEを出すそうです。

いとうさんとそのお友達と微分帖をして遊んでいると、他にもお客さんが来たのでみんなで微分帖をしてみました。

微分帖 Feb.4 2008 ③

冬の日に
春をもとめて ふきのとうでも
ないかしらと こかげにかくれながら
葉っぱの 先っちょに
ぶらさがって みたものの
夕方になったので 今日のところはあきらめて
暗くなる前に 寒くなる前に
おなかも減ったし 家へ帰りました。
次の日、たいようがのぼって もぞもぞと
ぶらさがって 穴を
のぞいていたら 花の蕾でも
ないかしらと てくてく歩いて
たどり着いた。

今日は「ちらし彫刻相撲・伏見場所」も「3分コッキング」も「オランダ経由のポスティングシステム」もやったので、ワークショップまつりでした。
「ちらし彫刻」は、「ちびの山」が誕生日おめでとうパワーで、強かったなぁ。初代「しょみの海」は、バランスに難ありでした。
わぁわぁと遊んでいると、閉館時間を過ぎていました。
あぁ、今日も面白かった。
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片岡球子先生
ところで、なぜ「オランダ経由のポスティングシステム」をするかというと、先日お亡くなりになった片岡球子先生が作られた基金をいただいて、オランダに短期研修に行くからなのです。
ぼくは片岡球子先生にお会いしたことはないのですが、そんな基金を作ってしまうあたり、(日本画家としてすごいのは知っていますが、)先生としてもきっとすごい先生だったのだと思います。

しっかり旅行してこよう。
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# by tosyokannissi | 2008-02-04 23:23 | としょ感
カタリベカフェ
今日は、ちょっとゆっくりとしょ感へ。
最初にお会いしたお客さんは、カタリベカフェという、BOOKMARK NAGOYAのイベントを企画されているかたで、微分帖したり、図書館について話し込んだり、いろいろな話を聞かせていただきました。
カタリベカフェは2月17日に行われるイベントで、自分の好きな本についての話をみんなでして楽しむそうです。ぼくも微分帖か腸々夫人を持って、アートフェチのようかんパフォーマンスの前に行ってみよう。なんだか面白そう。

カタリベカフェ
http://blog.goo.ne.jp/kataribe_cafe

オランダ経由のポスティングシステム
名古屋市美の保崎さんも来て頂いて、名古屋城の帰りに寄ったという女の子たち(イカの疑似餌アクセサリーを付けていた!BankARTの「Wあつしの大運動会」の時に、おこめつぶアクセを作ってくれた、おもしろアクセ作家の江渕さんは、疑似餌アクセを知っているかなぁ。)と、微分帖しました。保崎さんに「ずっといても楽しめますね」と言ってもらえてうれしいなぁ。

保崎さんには、「オランダ経由のポスティングシステム」にも参加してもらいました。
これは「ポスティングシステム」の拡大版で、ぼくはとしょ感のあとオランダに行くので、今度はエアメールでポスティングシステムをやろうというものです。
興味のあるかたは、参加してみてくださいね。
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としょ感ケーキ
一階にはカフェがあって、たまたま友達が働いています。今日は差し入れにケーキを頂いてしまいました。写真だと分からないけど、上のクッキーが本の形になっています。
わーいうれしい。おいしい。きえちゃんありがとう。
そういえばもうすぐ9年越しくらいになる友達で、9年越しの友人は9年かからないとできないのでとても大事だ、と改めて思いました。

そのあと来てくれたお客さんと微分帖をして、今日のとしょ感は閉館しました。
毎日、いろんなひとが来てくれるなぁ。

微分帖 Feb.3 2008 ③

靴下に
穴があいて でも
ぼくは 女のこのことで
頭がいっぱい あのこに
告白されたら きっと
もっと ずっと
やっぱり どうしようと
考えたら かおが
まっかっか そのとき
気がつかなかったのだけど、 中から
指が出た。
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# by tosyokannissi | 2008-02-03 21:12 | としょ感

オープニングのこと

探検隊
今日も昼すぎくらいから、としょ感へ。そうすると、1階のカフェでお茶をしてから、4階まで探検に来たお客さんが来たので、微分帖をしました。やっぱり探検心みたいなものがあるのか、突然の誘いにも彼女たちは平気そうでした。

微分帖 Feb.2 2008 ①

今日
友人と カフェへ行き
味そ汁をぶちまけ またかと反省
2年前も ピラティスをやって
筋肉痛になり 白髪が生えてきて
栄に行くだけで足がいたい。 パルコに行って
Mサイズがもう入らないと、 もう年だなぁと
落ち込んだ ホットラズベリー
ぶちまけた それでもメゲずに
腹いっぱい 経営者の話とかしたり
ギターを弾くのだ。

アメリカ横断取締役
それからしばらくして、「たなかゆき」さんと「たなかゆきこ」さんが来るという小さな奇跡が起こり、そのあとまたカフェからの探検隊が来てくれたのですが、今度のお客さんはこの間友人たちとアメリカをキャンピングカーで横断してきて、あさって中国へ行くという、本物の冒険家でした。さらに彼は島根県の会社の取締役だそうで、なんと図書館がない島のために、島まるごと図書館計画を考えているらしい。
頂いた名刺からホームページを見てみると、日経ビズプラスに面白い記事が載っていました。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/etic.cfm?i=20071109cp000cp&p=3
ぼくもいつか、島根でワークショップができるといいなぁ。

微分帖 Feb.2 2008 ④

昨日から
高速道路を飛ばして でも安全運転で
実は アメリカより
ずっと そう…
United States Americaに比べれば そしてきっと…
アメリカ横断するよりも さらに
僕の夢である 宇宙一周旅行から
帰る途中の サンフランシスコからニューヨークよりも
スヌーピーじゃないけれど peanutsぐらいの
とても 短いキョリなので
気持ちは ゆーっくり
ボクの住む 島根から
運転してきました。
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オープニング・パーティー
そして、オープニングの大ワークショップ大会です。お客さんもたくさん来てくれたので、みんなで微分帖をしました。こんなに来てくれるなんて、うれしい。こんなに長いのは、なかなかできませんから、今日は貴重な日でした。

微分帖 Feb.2 2008 ⑦

北極の氷が
溶けても ペンギンは
泳ぐことが得意なので あんまりそんなこと関係ないなと
思っていたんだけれど やっぱり
氷がなくなるのは まだまだ先だと
思いにふけっていて 今日は何をして過ごそうかと
熱いシャワーをあびた後 風邪をひいて
はなみずが 左右からあふれだし
でもあきらめたら急に 排水口にながれてゆく
僕のライムグリーンのはな水が ステンのあみにひっかかり
ライムグリンのハナ水どうも固いらしく オレンジジュースで洗おうにも
ライムグリーンがショッキングピンクに変わっただけで 僕のよごれちまった純情も
あの娘の短すぎた前髪も いつかきっと気にならなくなるさ
ポレポレ行こうよ 田中小実昌か!
それはポロポロか。 いやちがう
でもおもいだせない しいていえば
おどるような たのしいひびき。
○△×☆◎♡ スワヒリ語で「ゆっくり」っていみだって
とりあえずハワイへいってみるさ すべては
ままごとだったよね まあたらしさもないことが
どうにも 右まわり
うず渦巻きながら ボコボコと
おおきな音をたててすいこまれていった、 その前の言い訳
次の言葉と でそうででない
くしゃみがでた 南極からふいてくる風にあたりながら
あの娘のことを考えていると あっ
そういえば!! とても
さみしいけれど 割と
『きついな。こりゃ』 お腹が空いて
たそがれても 大地は海に
沈まない。

いちばんはじめは「北極の氷が溶けても大地は海に沈まない。」だけの文が、微分帖していくといろいろなことがあった話になってしまいました。数学でいうと「偏微分」という計算に似ている、と、お客さんに教えてもらい、さらに積分についても面白くおしえてもらいました。不思議なはなしばかりできるので、これを絵にしたらどうなるだろうと思いました。
微分帖の感想画をたくさん集めた展覧会がやりたいなぁ!
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はくぶつ感
今日はとしょ感のオープニングで微分帖をして盛り上がりましたが、去年の11月のはくぶつ感では静岡のアーティスト深澤孝史と高杉悦生による「じぶん楽」というパフォーマンスで幕を開けました。「じぶん楽」は大須観音のギャラリーアートフェチで2月17日にも見られるから、行かなくては。
企画者の水野永遠ちゃんも感想文を書いてくれたし、ひさしぶりに、はくぶつ感日誌も見てみよう。

宮田篤のはくぶつ感日誌
http://hakunisi.exblog.jp/

作品のこと
別のために書いたものですが、やっぱりとしょ感だから読み物をのせておこう。自分の作品について考えたけど、やっぱりよく分からないなぁ、という文章です。

作品のこと

 自分ではっきりと意識しているわけではないけど、ぼくが個人でつくっている作品はおおきく分けてペインティングと、ワークショップと、インスタレーションと映像作品ということになると思う。展覧会ではそのうちのいくつかを混ぜ合わせて展示している。例えばワークショップで作ったものをインスタレーションして、そこにペインティングが加えられたり映像が見られたりする。さらにそこで来場者とワークショップをすることもある。
そんなことをするようになったのは2007年の春からで、今思うとなぜそんなことをしようとし始めたのかよく分からない。とにかくその都度やりたいことを考えていたらこんなことになっている。
 ぼくは絵を描く時、モチーフやテーマ(何を描くか)・素材や技巧(どう描くか)ということよりも何かを「思いつく」ことをとても大事にしている。くだらないと思っても、何かを「思いついて」しまったら一度やってみるのだ。それはたぶん、作品について難しく考えすぎることからぼくを自由にしている。今までそういうことを大切にしてきたから、展覧会でいろんなことをすることも、そんなふうにただ「思いついた」だけなのかもしれない。
 あるいは、そのころ大切な友人を亡くしてしまったというのも関係があるかもしれない。それからなんとなく今までと同じように作品を発表することに違和感があった。絵を描くだけではなんとなく足りないような気がしていたと思う。だから自分の展覧会をみんなに作ってもらおうと「思いついた」のかもしれない。
                                   宮田篤


ということで、まだまだ展覧会はつづきます。一度お越しになった皆様も、ぜひまた来てくださいね。
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# by tosyokannissi | 2008-02-02 01:27 | としょ感

初日のこと

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初日のこと
ティーチング・アシスタントを終えて、エビスアートラボへ。最初のお客さんは、なんと就職試験を受けた帰りに寄ってくれました。リハビリについての勉強をされているそうで、やさしい美術のことも知っていたので、ちょうど、としょ感の蔵書になっている「やさびのいと」を見せたりしました。

そしてさっそく、ふたりで微分帖をつくってみました。

微分帖 Feb.1 2008 ①

そういえば
今日は 私は
リハビリの 必要な
ケガをした 身寄りのない
かといって お金持ちの
おじいさんと 結婚して
もう 60年くらい
経った おばあさんがいて
そこで暮らしているので 生活には
困っていない 子供たちの
手術の 結果を
診断する 試験を
受けました。

そのあと来たお客さんとも、微分帖です。

微分帖 Feb.1 2008 ②

今日は
水族館へ行き お昼ごはんは
スシローで ウニと
イクラと タマゴと
サーモンと 時々
お茶を飲み むせたり
のどにつまったり ときには
もだえ 苦しみ
吐いたり しても
くじけず 茶わんむしも
食べながら つぶ貝と
イカと タコと
トロの おすしを食べて
おなかいっぱい イルカのショーを
見た。

どうやら今日のスシローではさまざまなことが起こっています。むせたり吐いたりしてるけど、作者のお客さんが恋人どうしだったからか、何となく幸せそうな微分帖です。

ワークショップ・パーティー
明日はオープニング・パーティーです。おいしいごはんをオーナーの原さんがつくってくれて、ぼくは今まで取手アートプロジェクトや名古屋市美術館や横浜のBankARTやいろんなところでやってきたワークショップの中から、なにかやろうと思います。

あ、カトウトクハルさんのワークショップで作ったつるつるみかん酒は、忘れないようにしなくちゃ。
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# by tosyokannissi | 2008-02-01 19:15 | としょ感

明日から

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搬入②
きょうはゆっくりと、お茶を飲んだりおしゃべりしながら搬入しました。

いよいよ、明日からです。
午前中は大学でティーチング・アシスタントをして、これからつくる「すいせんとしょ」を持ってたぶん3時ごろに会場へ行きます。
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# by tosyokannissi | 2008-01-31 00:17 | としょ感準備室

すいせんとしょ②

すいせんとしょ②
「すいせんとしょ」にテキストを寄せてもらっている人たちの名前を見て、考えてしまいました。

まず、おととし取手アートプロジェクト2006選出の通知が長津くんから来て、その長津くんが第一回ACDパーティーにお客さんで来ていた名古屋市美術館の角田さんに、そうとは知らず紹介してくれて、それでやることになった名古屋市美での「びじゅつ感」ワークショップの準備にたまたま浅原さんが来てくれて、「かがく感」には田中さんと永遠ちゃんが見にきてくれて、永遠ちゃんは「はくぶつ感」の企画をしてくれて田中さんは美術手帖にそのレビューを書いてくれて、そして永遠ちゃんは横浜の「Wあつしの大運動会」にも来て「ようかんさん達を名古屋に呼ぼう!」と盛り上がったり、そこにはアートスクエアのかたぎりさんがいたり…。

みなさん知ってか知らずか、つぎの人にぼくをわたしていってくれます。

すいせんとしょ、というタイトルには、くだらないことでもぼくのことを書いてもらうので、冗談のつもりですいせん、とつけたのだけど、実はぼくがこの人たちをすいせんしたいのかもしれないと思いました。

この人たちとなにかしようとすると、(たぶん大変だけど)きっとよい体験ができるのだろうなぁ。
ぼくにとっては、また何かやりたい!と思う人たちばかりです。おすすめです。

搬入
そして今日は、ちょこっとだけ搬入しました。かぜも気を使ったのか、今日はあまりつらくありません。

搬入していて、ぼくはこういう作業が好きなのだなぁと思いました。絵を描いたりするのも好きだけど、編集というか、この絵はここ、あの時作ったあれはそっち、とか考えながら編集しながら場所を作っていくのが楽しいみたいです。

「Wあつしの大運動会」のときに作曲家の野村さんが、「ぼく編曲はけっこうすきなんですよね〜」といっていたけど、こういうことなのかな。全然ちがうのかな。

明日も搬入がたのしみだなぁ。
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# by tosyokannissi | 2008-01-30 00:31 | としょ感準備室

BOOKMARK NAGOYA

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寝込む
自分でもびっくりするぐらい、ご飯とトイレ以外の時間寝ていました。かぜよなおれ。


BOOKMARK NAGOYA
寝ている間にも、BOOKMARK NAGOYAさんのページで紹介していただきました。
Artholicさんもそうですが、ありがたいことです。

BOOKMARK NAGOYAでは、としょ感を企画していただいたエビスアートラボや、その他名古屋のいろんな本屋さんが集結するようです。僕も「腸々夫人」を出す予定です。

「ぐるり 名古屋で本わずらい」
BOOKMARK NAGOYA(ブックマークナゴヤ)2008.02.09~03.02 開催!!

「BOOKMARK NAGOYA」は、”本と街の魅力を再発見しよう”を合言葉に、
このたび第一回目をたちあげることになりました。
期間中は、名古屋を中心とした書店、古書店、雑貨屋、カフェ等を舞台に、
本にまつわる様々なイベントやフェアが催されます。
これをきっかけに、本/本屋が、あなたの生活の“お気に入り”のひとつになれたら、
と願っております。
さあ、本と遊びに、街へ出かけてみませんか?

BOOKMARK NAGOYA
http://www.bookmark-ngy.com/

あと、ぼくの好きなle petit marcheという本屋さんも参加するようで、この間行ったらなかったので、てっきりなくなってしまったと思っていたら移転していた、というのが、BOOKMARK NAGOYAのおかげで分かりました。また時間ができたら行こう。

le petit marche
http://home.owari.ne.jp/~petit/
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# by tosyokannissi | 2008-01-29 23:54 | としょ感準備室